ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

2006-01-01から1年間の記事一覧

アフリカリミックス展

5月末から開催されていた森美術館の「多様化するアフリカの現代美術 アフリカリミックス」展を見てきた。事前にアップしようと思っていたのにできなかった…今日が最終日。森美術館のいいところは、火曜日以外は22時閉館という点(火曜は17時)。仕事帰りに行…

夏物がまだ欲しいの

もうソルドもかなり終わって、洋服屋は秋色になってきました。でもまだ隅っこに残っている夏物を目指して、会社帰りにちょこちょこ探しています。とは言えわたしは体が小さいのでサイズが殆ど残っておらず、やっぱり世の中一番得なのは標準身長・体型なのだ…

夏っぽく

テンプレート交換。ていうかIE7.0ベータ3をインストールしたらはてなでの表記が崩れるので暫定的に処理。 そういえば昨日行った上野動物園には片手が千切れた鰐がいたはずなんだけど、鰐が昔いた水槽は魚用になってた。もしかして鰐死んじゃったのかな?そし…

混沌展

終わってしまいましたが、青山スパイラルガーデンで開催されていた、京都造形芸術大学の混沌から躍り出る星たち 2006展に、会社帰りに立ち寄った。毎年開催されているもので、今年は第6回目(企画・運営が大学内のアートプロデュース学科に移ってからは、今…

ガレとドーム兄弟展

渋谷の東急Bunkamuraで開催されている「エミール・ガレとドーム兄弟」展に行ってきた。フランスのガラス作家たちではあるが、今回はエルミタージュ美術館の所蔵という事で、ちょっと面白いものが見られるだろうかと思っていったのだが…うーん、個人的には12/…

若冲と江戸絵画展その2

昨日に引き続き東京国立博物館での「プライスコレクション 若冲と江戸絵画」展の話。展示作品109点*1中17点を占める若冲作品についてです。各種作品の画像については公式ブログのカテゴリ「出展作品情報」をご覧ください。カラー作品の凄さで有名な若冲だけ…

若冲と江戸絵画展その1

東京国立博物館で開催中のプライスコレクション「若冲と江戸絵画」展に行ってきた。金曜日は夜間開館の日なので夕方から。早めに行って本館や東洋館も見ようと思っていたのに、企画展に引きつけられて結局平成館から出られず。この前の「最澄と天台」展の時…

リザガスの新刊が!

欲しい本があってフランスのオンライン書店をうろうろしていたら、あたしの集めている絵本Gaspard et Lisaシリーズの新刊が8月16日に出るらしいのです。そのタイトルがなんと Gaspard et Lisa au Japon ですって!ついに彼らが日本に!いったい日本でどんな…

イベントの日の電車で

先日わたしが出かけた日は、ちょうどどこぞで花火大会があったらしく、終電にも拘らずえらいこと混んでいた。というか、終電に乗ったことにちょっと「おや」と思ったのだ。 パリでは夜のイベントがあるときは、メトロは一晩中動いていたし、夜行バスも本数を…

分煙にもほどがあるわよ

煙草が値上がりしましたが、変わらず喫煙中です。タイミング次第では一本も吸わない日もあるんだけど、吸う人と一緒に居るとつい量が増えてしまいます。吸わなかった日の翌日に飲み会があったりすると、ニコチンバロメーターが振り切って眩暈がします。まぁ…

上司は愛嬌

今の会社で丁稚(アルバイト)を初めて早2ヶ月。仕事にも慣れ、同僚にも恵まれ、しかししっくりこない。その原因は社長である。うちは社長一人、契約社員一人、そしてわたし一人という3人所帯なのだけども、社長のその日の気分次第で一日の仕事が楽しかった…

ユペール写真展

東京都写真美術館で開催中の「イザベル・ユペール Woman of Many Faces」展と、あわせて無料上映しているユペール映画祭、今日はミヒャエル・ハネケ監督作《ピアニスト》を見てきました。わたしの大好きなフランス女優ナンバーワン☆なユペール写真展、楽しか…

キュレーターズ・チョイス展

フランス語検定の二次試験が終わってから、東京都写真美術館で最終日前日の「キュレーターズ・チョイス」展を見る。美術館の展示というのは学芸員が企画し配置を考えて出来上がっているのだという基本的なことを思い出させる構成だったと思う。それぞれの学…

カルティエコレクション展

ミュエクの巨大な女性が印象的なポスターだった、カルティエ財団のコレクション展@東京都現代美術館に、最終日に行ってきました。コレクション展自体には特別興味があったわけではなく、午後からの講演会に行きたくて現美に行ったんだけど、最終日の混み具…

シャガール展

千葉県佐倉の川村記念美術館にて《マルク・シャガール、ラ・フォンテーヌの『寓話』》展を最終日に見学。シャガールのこの『寓話』への挿絵はよく出品されるので見る機会が多いものだけど、今回は手彩色のものを中心に、その他の作家の手による『寓話』挿絵…

ロダン・カリエール展

3月7日から始まっていて、6月4日の終了間際に急いで行ってきた展覧会。ロダン美術館やシュトゥットガルトの美術館からの借り出しもあったが、基本的には西洋美術館の所蔵品で賄っていた展覧会。どうもこれはパリに巡回するらしいですね。このレベルで巡回か……

内なるこども展

4月14日から6月18日まで愛知県の豊田市美術館で開催されていた「内なるこども」展へ、学会参加ついでに行ってきました。豊田市美術館の建物自体も見てみたかったのでナイスタイミング。ポスターは、アラーキーの60年代の写真《さっちんとマー坊》シリーズの…

コルヴィッツ展

町田市立国際版画美術館で開催されていた「ケーテ・コルヴィッツ・レトロスペクティヴ 版画・素描・彫刻 -平和な世界へ祈りを込めて」展(2006年4月15日〜6月11日)に行ってきました。前回レヴューを書いた「バルラハ」展と幾重にもリンクしているので、両方…

バルラハ展

藝大美術館で開催されている「ドイツ表現主義の彫刻家 エルンスト・バルラハ」展(2006年4月12月25日〜5月28日)に行ってきました。日本におけるドイツ年が終わりに近づき(って言っても何月を区切りとするのか良くわかってないのですが)、その最後を飾る展…

終了間近!

La Nuit des musées

上記と同じくRMNサイトで見つけた情報。5月20日に第2回「美術の夜」が開かれます。第1回は去年だったそうなのですが、そんなのやってたっけ…?? このイベントに参加している美術館は、夜通し開いてるわけではなくて夜24時とか25時とかまで開いていて、基本…

オランジュリー!

フランスを離れてからRMNのサイトを見なくなっていたのだけど、久々に覗いたところ、なんとオランジュリーが5月17日から開くそうじゃないですか!知らなかったー。現在グランパレで開催中のルソー展がいつまでなのかなーと思って調べてよかった(因みにルソ…

人間の未来へ展

水戸芸術館で開催されていた「人間の未来へ ダークサイドからの逃走」展(2006年2月2月25日〜5月7日)に行ってきた。水戸芸には実は今まで行った事が無くて(と告白したら院生室でものすごく驚かれてしまった)、ちょうどナクトウェイの講演会に合わせて行く…

ルオーとローランサン展

松下電工汐留ミュージアムで始まった「ルオーとローランサン パリの踊り子たち」展(2006年4月29日〜7月9日)の内覧会に行ってきた。この美術館は留学中に出来ていたようで、「一度見ておきなさいよ」と教授に招待状を貰ったので初めて行ってきたんだけど、…

私のいる場所展

東京都写真美術館で開催していた「私のいる場所 新進作家展vol.4 ゼロ年代の写真論 Absolutely Private : On photography from 2000 to the present 」展(2006年3月11日〜4月23日)に行ってきた。たまたま恵比寿で乗り換える用事があって、でも2時間ほど時…

鷹野隆大「イン・マイ・ルーム」展

NADiffで開催していた鷹野隆大「イン・マイ・ルーム」展(2006年3月17日〜4月23日)に行ってきた。第31回木村伊兵衛写真賞受賞者である彼の写真は、セクシャリティを根幹テーマとしている。女装の男性であったり、男性の「脱ぐ」行為、それを上下半分に割っ…

スイス・スピリッツ展

東急Bunkamuraで開催していた「スイス・スピリッツ 山に魅せられた画家たち」展(2006年3月4日〜4月9日)に会期終了ぎりぎりに駆け込み。次のポンペイ展の予告ばかりを見ていたので何もしていないんだろうと思っていたのに、渋谷でポスターを見かけ、それがセ…

Foujita展

東京国立近代美術館で開催中の「藤田嗣治」展(2006年3月28日〜5月21日)に行ってきた。コンパスを使わずに正円を描き「レオナルド・ダ・ヴィンチの再来」と言われたフジタ(だからフランス名がレオナール)ですが、えーとね、フジタの知名度を甘く見ていま…