ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

シャガール展

千葉県佐倉の川村記念美術館にて《マルク・シャガール、ラ・フォンテーヌの『寓話』》展を最終日に見学。シャガールのこの『寓話』への挿絵はよく出品されるので見る機会が多いものだけど、今回は手彩色のものを中心に、その他の作家の手による『寓話』挿絵もあわせて展示していたので楽しめた。子供連れの客をターゲットとしているかのようなキャプション作りだった(まぁ車が無いと行けないような場所だから…)。作品によって粗筋が書いてあるものと無いものがあって、どうせなら全部粗筋を載せればいいのに菜と思いながら見学してきました。
ここは常設もいい作品があるので楽しい。ロスコ部屋は以前は別の空間だったような気がしてたんだけど…もっと広い空間の方がロスコには合ってると思う、ニューマンの作品くらいの広さを。シャガールの《ダヴィデの夢》は、ダヴィデを描いているのにエッフェル塔が描かれているあたりが面白い。(11-06-2006)