ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

キュレーターズ・チョイス展


フランス語検定の二次試験が終わってから、東京都写真美術館で最終日前日の「キュレーターズ・チョイス」展を見る。美術館の展示というのは学芸員が企画し配置を考えて出来上がっているのだという基本的なことを思い出させる構成だったと思う。それぞれの学芸員が選んだ作品数点を、それぞれの壁を割り当てられ展示するというもの。写真史上の発明品カメラ・ルシーダやステレオ型ダゲレオタイプなども体感できる展示で楽しかったし、わたしが既に知っている写真もこういう見方で見ることができるのかと、他人の視点を知る事が出来て、その意味でも楽しめた。それぞれの学芸員の年齢も書いておいてくれるともっと親近感を持って見られたかもな〜。(16-07-2006)