ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

2005-01-01から1年間の記事一覧

プティ・パレ追記

今日郵便ポストにパリ市の広報が入っていて、それで知ったので追記。 特別訪問@プティ・パレ 係員の口頭説明つきでの訪問日があります。12月23日(金)14時半から。 要予約(電話:01.53.43.40.36)、費用は4,50ユーロ。 1900年のパリ万博の時に建てられた…

DJ Krush

久々にDJ Krushを聴いています。というのも、マイヨール美術館で開催中の企画展「Le feu sous les cendres : de Picasso a Basquiat」に行く前に、準備としてバスキアに関する論文をちょこっと読んでいるんだけど、それに関連してバスキア周辺のアーティスト…

プティ・パレRe-Open

10月5日の日記でお伝えしたように、大改装工事で閉まっていたプティ・パレがついにリニューアルオープンします。以前書いた時点では12月末という曖昧発表だったのですが、今週10日にオープンが確定です。 杮落としはクエンティン・ブレイク*1監修による「Que…

散歩とピザ

今日はあたしが恩恵にあずかれる最後の第一日曜日*1。以前から気になってはいて、でも積極的に行こう!という気にならなかった自然史博物館へ行ってきました。なのに、国立博物館のくせに無料開放の対象じゃ無かったよ、ここ(涙)。入場料が9ユーロだったの…

のんびり土曜日

15時にTと待ち合わせだったんだけど、1時間ほど遅れると言うので、BHVで買い物をして待つ。基礎化粧品はLancomを使っていて、その化粧水と乳液をを買ったんだけど、「お徳用ビッグサイズもあるわよ!」とバッチリメイクの美容部員(どうして彼女たちはお化粧…

ゼンペル短編集

Just Visiting this Planet 邦題《この惑星に立ち寄る》 監督:ペーター・ゼンペル Peter Zenpel ドイツ、1991年、100分 ☆☆☆ 98年に、ドイツ文化会館で見た映画。監督が来日して、トークしながら5日間で4本の映画を2度ずつ(だったかな?)流すという企画でし…

第九交響曲

20時からのコンサートは、チョン・ミュン=フン指揮によるベートーヴェンの第九交響曲。凄く楽しみにしていたコンサートなんだけど、うーん、同じ指揮者で第五交響曲を聴いたときほどの感動は無かったなー。この曲は第2楽章が好きなんだけど(もちろん第4楽…

栗を逃す

昨夜はバイトが遅かったので「寝るぞー」と意気込んで眠る。12時過ぎに知らない番号から電話があったけど無視したら、日本から遊びに来ているNちんだった。そういえば昨日からパリに来るって言ってたっけ。折り返し電話をして、夕方会うことにする。夜はあた…

ベビシ

夜はバイトなので午後(16時)まで寝る。19時半からベビシのバイト。沢山寝た筈なのに、子供と一緒にビデオを見てる最中に眠くてたまらず、「早く寝てー!」とすら思ってしまった。絵本を読んであげてようやく子供が寝たのが10時、即座にあたしも寝る。23時…

小人の饗宴

Auch Zwerge haben Klein angefangen 邦題《小人の饗宴》 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク ドイツ、1969 / 1972年、96分 ☆☆☆☆☆ 西ドイツ時代の制作。小人を隔離しておく施設で13人の小人が反乱を起こす物語。奇怪に笑う歪んだ顔と笑い声、そしてぐるぐる回る…

だらっだら

昨日チャットで「明日Mちゃんと会うからおいでよー」とMちゃんに言われていたので、16時ごろに出るつもりで行動していたら、Sから電話。一回目は出られなかったんだけど、ほんの2分前くらいに着信だったので出たところ、なんとワードがトライアル製品だった…

神に選ばれし無敵の男

Invincible 邦題《神に選ばれし無敵の男》 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク ドイツ、2001年、128分 ☆ 第二次世界対戦下のドイツを舞台に、ポーランド系ユダヤ人ジーシャと、ベルリンで政治家相手のオカルトショウを経営するハヌセンとの交わりを通じて、徐々…

グッバイ・レーニン!

GOOD BYE LENIN ! 邦題《グッバイ・レーニン!》 監督:ヴォルフガング・ベッカー ドイツ、2002年、118分、☆☆☆☆ 東西ドイツの壁崩壊をテーマに、社会主義者だった母(の心臓病)を巡る息子の奮闘と、(月並みな表現だけど)家族愛。主人公の少年は物凄く頑張…

プチゴージャス

本日はyoshimi不動産営業日。16時にMOさん、19時にNHさんと、2件ご予約です。 まず16時のMOさん。どんな人かなーと思っていたら、すっごいびっくり、友達に誘われて行ったヴェルニッサージュで一回会ったことがある人でした!パリ狭すぎ!!チャイムが鳴って…

アンチ禁煙

夜更かしで更新中、ダイヤルアップの我が家は時間がかかる(しかもよく切れる)のでその間別ウィンドウでニュースを読む、というのが日課なのですが、今も見ていたらアンチ禁煙に関するジョニー・デップの記事を発見。→こちらとかこちら(下方BLAH!の見出し…

サヴィニャック

以前サイトをやっていた時に、よく検索ワードで引っかかっていたのがこのRaymond Savignac(1907-2002)。やっぱり誰が見ても「おおっ」って思って気になる作家なんでしょうねv可愛いもん。 1999年だったでしょうか、渋谷Bunkamuraで開催されていた「ワイン…

だらだら週末

土曜日に、あたしの次にうちに住みたいという人が家を見に来る予定だったんだけど、連絡が無くて流れる。まぁいっか、眠いしと思って昼寝をしていたら、夕方Tから電話でヴェルニッサージュのお誘い。今から急いで準備すれば行ける…くらいの時間だったんだけ…

R.I.P.ジョー・コールマンの肖像

Rest in Pieces, Joe Coleman 邦題《R.I.P. ジョー・コールマンの肖像》 監督:ロバート・エイドリアン・ペヨ オーストリア、1997年、93分 アメリカのコンテンポラリーアーティストであるジョー・コールマンに取材したドキュメンタリー映画。 グリューネヴァ…

死化粧師オロスコ

Orozco El Embalsamador 邦題《死化粧師オロスコ》 監督:釣崎清隆 日本(スペイン語)、1999年、84分 フリーの「死体カメラマン」である釣崎清隆がVTRで制作した映画。完全ドキュメンタリーであるこの映画は、釣崎が1995年に、友人であるコロンビアのタブロ…

川内倫子展2005

Exposition Rinko Kawauchi 「AILA The eyes, the ears, Cui Cui」 @Fondation Cartier 18/03/2005-05/06/2005 全部で3セクションに分かれた川内倫子の写真展。ヨーロッパにおける彼女の知名度は、是枝監督作《誰も知らない》のスティルで上がった気がしま…

ソフィ・カル展2004

Sophie CALLE, 「M'as-tu vue」 @Centre Pompidou, 19/11/2003 - 15/03/2004 展覧会タイトルは、「わたしを見た(?)」。疑問形の構文なんだけど?マークがないのは、デザイン上の理由なのか、あるいはわたしの知らないフランス語文法に則っていて疑問形じ…

エデンへの道

Der Wegnach Eden 邦題《エデンへの道―ある解剖医の一日―》*1 監督:ロバート・エイドリアン・ペヨ ドイツ、1995年、86分 死んだら肉体はどうなるのでしょう。そんなことは、簡単です。腐っていくだけです。平安末期の絵巻物をわざわざ見なくたって、そんな…

雨だよ〜

今日は朝9時から工事の人が来て、うちの窓の外にechafaudage(工事の足組み)を設置。お陰でただでさえ北向きの我が家が更に暗いです。工事の人が手袋(つーかこの場合軍手だろうけど、軍手はフランスには存在しないらしい。軍手必須の仕事していたH君情報。…

iMacが当たるそうです。

アップルのiMac G5欲しい!と書くと、抽選で当たるそうです。欲しいよ欲しいよー。最近物欲魔人です。欲しいものいっぱい☆

中世写本・動物誌

国立図書館(フランソワ=ミッテランの方)で1月8日まで開催のLe Bestiaire mediéval展(中世動物誌展)が面白かったのでご紹介。以前行ったサルトル展のような巨大な構成ではないので所要時間は1時間〜1時間半といったところ。 専門外だけど中世の彩色写本…

キラーコンドーム

KILLER CONDOM 邦題《キラーコンドーム》 監督:Martin Wartz マルティン・ヴァルツ ドイツ、1996年、107分 なぜか皆がドイツ語をしゃべっているN.Y.が舞台。悪者が作った“キラーコンドーム”に、ホモ刑事ルイジ・マカロニが挑む!という阿呆な映画です。こう…

ドイツチェーンソー大量虐殺

** 邦題《ドイツチェーンソー大量虐殺》 監督:クリストフ・シュリンゲンズィーフ ドイツ、1990年、63分 東西ドイツの『壁』崩壊後のドイツ。東から西へと流れる数十万人ものうち約4%が行方不明であるという事実の元、「その4%の人々は国境沿いの食肉工場…