ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

美術

山本耀司展

4月13日から8月28日まで、ルーヴル美術館横のMusee de la Mode et du Textile(107, rue de Rivoli 75001 Paris:火曜〜金曜;11h-18h、土日;10h-18h、月曜休館)にてYoji YAMAMOTO : "Juste des vetements"展が開催されています。この展覧会にあわせてYYの…

サルトル展

アートと言うよりは文化情報ですね。うーん、物のカテゴライズって難しい。さて、Bibliotheque Nationale de France(以下BnF)の新館(フランソワ・ミッテランのほう)でサルトル展がやっているそうです。3月9日から8月21日まで。 この人の本は『嘔吐』と『…

緑のキリスト

本日夜のニュース@France 2で見た情報; ドイツ国境に近いフランスの町ストラスブールには大きなカテドラルがあるのですが、そこの磔刑像に、ステンドグラスの緑を通した光がパーフェクトに当たっているそうです。 これは毎年この時期(春分の日から復活祭…

後追ルーヴル

ルーヴル美術館所蔵品の中でも最大級の目玉である《La Joconde(モナ・リザ)》は、4月3日まで展示室Salle Rosa(多分いつもの第13室のこと)に、4月6日午後2時からは、新設のSalle des Etatsに展示されます。 このSalle des Etatsには、モナ・リザの他にヴ…

モローがいない!

わたしの専攻研究画家であるモロー美術館に久々に行ったのですが(しょっちゅう行くと「勉強しろよ〜」と言われている気になって居た堪れないため)、3月2日に行ったらその日までトラヴォー(工事)で閉まっていたんですよね。それで、はて、何でいきなり改…

ルーヴルは

昨年9月に値上がりしてからめっきり足を踏み入れていなかったルーヴル美術館に久々に行ったら、知らなかった事実を知ったので、メモ。1)フランス絵画の部屋(リシュリュー翼の端からシュリー翼全部)は木曜日は閉まる。 2)フランス大絵画のある回廊は4月…

絵画展2つ

ここ2週続けて展覧会に行ってきました。一つはグラン・パレの「ターナー、ホイッスラー、モネ」展(会期終了)、もう一つはリュクサンブール美術館の「ヴェロネーゼ、世俗としての絵画(原題;VERONESE, profane)」展(1月30日まで)です。 グラン・パレの…

垣根を越える

パリの主な国立美術館はルーヴル、オルセー、ポンピドーの3つで、これらは収蔵作品の時間軸でその役割を決められています。つまり(多少の前後はあるものの)18世紀までの美術がルーヴル、19世紀のはオルセー、20世紀以降のはポンピドーが受け持っているので…

ペレ建築

建築事務所にお勤めの友人が出張でパリに来ました。そこで彼の自由時間が出来た日(11月16日)に、一緒にパリ郊外の教会建築を見学に行きました。見てきたのはNotre-Dame du Raincy (ノートル・ダム・デュ・ランシー、ランシーの聖母教会)、1923年、フラン…

Pompon彫刻

takapirosikiさんの日記でポンポンの白熊写真を見て、そういえばこの作家については作品しか知らないなと思ったので、ちょこっと調べてみました。右写真はオルセー美術館のポンポン作品Ours Blanc(白熊)です。可愛いーv Francois POMPON フランソワ・ポン…

カバン色々

ルーヴル美術館の横にあるMusee de la Mode et du Textile(モードとテキスタイル美術館)にて開催中の《Le cas du sac》展に行ってまいりました。エルメス協賛で、鞄の用途ごとにセクションが分かれている展示方法でした。フランスのものが大半ですが、パプ…

ナン・ゴールディン展

霧雨の中、Chapelle Saint-Louis de la Salpetriereにて開催中の展覧会"Nan Goldin Soeurs, Saintes et Sibylles(ナン・ゴールディン 姉妹、聖女、女預言者)"を見てきました。 9月16日から今日までで、最終日なのでかなりの人だかり。これはFestival d'Aut…