ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ユダヤとアフリカ

忘れてたけど、5日の日記。午後、クプカのデッサン展を見るためにMusee d'art et d'histoire du Judaismeユダヤ博物館へ行く。「クプカと言えば抽象画家」という認識しかなかったので、世紀末ウィーン・セセッションの影響をもろに受け、具象と装飾とデザイ…

シティ・オブ・ゴッド

CIDADE DE DEUS 邦題《シティ・オブ・ゴッド》 監督:フェルナンド・メイレル ブラジル、2002年、135分 ☆☆ リオ・デ・ジャネイロ近郊の街に住むストリートチルドレンの絶望的な生活を描く作品。ドキュメンタリーではないが、それに近い。子供たちの中で力を…

フラメンコ

で、今日は20時からシャン=ゼリゼ劇場にてフラメンコを見る。Saras Barasという、この30年間フラメンコ界を担う女性ダンサーの中で最も重要な一人とされる踊り手の公演。とは言え元々行く予定も興味も特に無かったんだけど。たまたまJ君に誘われたので、ま…

お買物(下見)

昨日、午後から一人でふらりと買い物に行く。来週からソルドが始まるのでその下見、のつもりだったんだけど、うーん困った、「物は欲しい」のに「欲しい物が無い」といういつものパターンに嵌っている。うちのクローゼットの中にお気に入りのPaul&Joeのコー…

ダヴィッド展補足・《マラーの死》

1793年、カンヴァス・油彩、165×128,3cm、王立美術館、ブリュッセル(ベルギー) この作品は、元々国民公会のホールを飾るために制作され寄贈され、ジャコバン派のある種広告的役割を果たした。ダヴィッド自身かなり自信の作であったようで、後に作家がブリ…

ダヴィッド展評

ジャックマール=アンドレ美術館*1で開催中のJacques-Louis David展に行ってきました。展覧会のメインはブリュッセル王立美術館の《マラーの死》。ポスターにもなっていて、実物を見たのは初めてだったので、その小ささとマチエールの粗さにちょっと驚きまし…

BONNE ANNEE

遅れ馳せながら、あけましておめでとうございます。 留学以来毎年、年末年始は日本に帰っていたので、初めてフランスでの年越しでした。年末の雰囲気や食べ物が好きなので、日本的年末感ゼロのフランスでも御節を作ってなんとか気分を盛り上げようとしたんだ…