ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

ベビー服に思うこと

お友達からお下がりで貰ったり自分や母が買ったりしたベビー服や肌着、スタイ、ガーゼ等を、梅雨の晴れ間に一斉洗濯!
ロンパースや短肌着なんかは、お気に入りの熊のぬいぐるみに着せちゃいたいくらい可愛い小ささです。ベランダに小さい服がはためいてて、ふと、なんか幸せな気持ちになりました。


末っ子育ちだし親戚みんな集まっても自分が一番年下で、だから小さい頃から「赤ちゃん可愛いー」とか考えたことなくて(寧ろ「一番可愛がられるのはわたしで当然」と思ってた)、中学に上がってからずっと「子どもって可愛いと思えないし、別に要らない」→「だったら結婚もしなくていいかも」と思って過ごして来たわけですが、旦那さまと知り合って結婚することになって、賃貸から持ち家に変わって、なんかタイミング&年齢的に今じゃない?ってなってそしたら授かったお腹の中の人。まだ出てきてはないので自分の一部なんだけど、でもやっぱり違うものがお腹の中にいる恐怖感もあって、妊娠9ヶ月も後半となった今でも「あーわたしに子どもができるのかー。もし可愛くなくても育てられるのかなー?」と、どこか醒めたような考えをしてしまう。友人の子どもたちをみればそれなりに可愛いなと思うけど、それは「仲良しの子だから可愛い」のであって、電車やバスで乗り合わせる子ども皆が可愛い!なんて境地には達していません。「自分の子は可愛いわよ」と年配のおばさまにはよく言われるけど、自分に似てるからこそ分身をみるみたいで気持ち悪いし可愛くないような気もしちゃって、いっそ夫に似てくれればいいのにと思う毎日です。


このわたしの中にいるわたしじゃない人。最近ではお腹の中で足を伸ばすのか、わたしの脇腹を蹴ってきてくすぐったいことこの上ない(ていうか寧ろ痛い)。出てきたら、「こんな小さな足で蹴ってたのか」と思うような小ささなんだろうな〜と、干してある小さなベビー服をみて考えます。
小さな足なのにこんなにわたしを痛がらせる中の人は、どんな人になるんだろう。産まれてきたら直ぐには話せないし泣いてばかりで嫌になっちゃう時もたくさんあるんだろうけど、早く大きくなって話せるようになってくれたら、わたしが知らないことや気づかなかったことを一生懸命お話してくれたりして、段々と「子どもって可愛い」と思えるようになるのかな。そう思ったら、今干してある服が着られなくなってしまう時期のことを思って、少し楽しみになってきた。



ところでベビー服って、タグとか縫い目がべべの肌に触れないように表地に出てるんですね!知らなかった。干す時に「あれ?後ろ前?」って思って気づいたんだけど、縫い目はともかく、タグはつけなきゃいいのでは??ビニール包装の上にシールかなんかで貼っておけば十分じゃないかしら。