ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

ルーシー・リー展

国立新美術館で開催のルーシー・リー展(Lucie Rie A Retrospective 2010年4月28日〜6月21日)内覧会に行ってきました。普段は内覧会に行くとしても絵画系ばかりなので、陶芸系のは実は初めて。同じ美術なのに、見た事ない人がいっぱいでした。やっぱり微妙な棲み分けがあるのね〜。役者さんとかもいたよ。コレクターなのかな?


ウィーン生まれのイギリス人であるルーシー・リー(1902-1995)は、バーナード・リーチやハンス・コパーと並ぶ20世紀の陶芸家。
*ハンス・コパー展が汐留で開催!→2010年6月26日〜9月5日@パナソニック電工汐留ミュージアム


展示点数がものすごく多いので、最初にばーっと眺めて、それから気になったものをゆっくり見るのがいいかも。青い鉢は、さすがメインビジュアルに使われるだけあって美しかったです。でも個人的にはもっと普段使いに丁度良さそうなものが欲しいので、1950年代の掻き落としで作られたコーヒーカップ&ソーサーと、あと黄釉の椀(鉢?)が気に入りました。口のしゅーっと伸びたコーヒーサーバーも良かったな〜。

三宅一生が彼女と親交があって、ボタンのコレクションをいっぱいしてるのを初めて知りました。展示されているものでは、金彩に青釉が添えてあるボタンが可愛かったです。濃い鼠色のカーデガンにつけたい。