ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

DJ Krush

Krush
久々にDJ Krushを聴いています。というのも、マイヨール美術館で開催中の企画展「Le feu sous les cendres : de Picasso a Basquiat」に行く前に、準備としてバスキアに関する論文をちょこっと読んでいるんだけど、それに関連してバスキア周辺のアーティストを軽くおさらい。で、Futura((フューチュラ:1955年N.Y.C.生まれ。1970年よりグラフィティを始め、80年代にはA.ウォーホルとも交流。MowaxやUNKLEといったイギリスの音楽レーベル作品を初めとするレコードのカバーワークを多く手がける。THE NORTH FACEAgnes B.、Project Dragon、The Bathing Apeなどとのコラボレートでも有名。

オフィシャルサイト:www.futura2000.com/又はwww.futuralaboratories.com/)が出てきたのでMowaxレーベルの何か聴きたいな〜と思ってはみたものの、ここのレーベルのはDJ Shadowのしかフランスに持ってきていない。そこで同じくアートワークをFuturaが担当したDJ Krushを聴くか、ということでこれを(べつにU.N.K.L.E.聴いてもいいんだけどね)。

DJ Krushのアルバムは何枚か聴いたけど、1st.であるコレが一番渋くてカッコイイと思う。彼のアルバムは段々オリエンタル要素が幅を利かせてきてるけど、初期の、純粋に音を追求している感じが好ましい。そのくせメロディアスで聴き易いのです。Hip Hopなんだけどジャズっぽいキーボードの入れ方がいいです。DJ ShadowHigh Noonが好きな人なら絶対気に入るはず。重すぎず、軽すぎず、非常にバランスの良いアルバム。