速水御舟展
仕事の用事で恵比寿に行く。その後、入館制限までまだ30分あったので、新生・山種美術館へ御舟展を見に行くことに。
速水御舟は《炎舞》(1925年)と、あと猫とウサギがいる屏風とか、未完の婦人群像があるとか、その程度しか知らなかった作家なのだけど、新しくなった山種がどんななのか気になったこともあり行ってきたわけなのですが、まず建物。駅から遠っ!!そんでもって展示室狭っ。新しいんだよね?なんであんな狭いの??ミュージアムショップだって、たくさん商品展開してるんだからもっと広くすればいいのに。展覧会見なくても購入できるようにするとかさー。
さてこの展覧会、御舟の回顧展なのかと思っていたのですが、コレクション展だったのですね。見終わってから御舟の画集などみたら、もっと色々いいのがあったのでなーんだと思いました。一箇所でこれだけ持ってるのもたしかにすごいのだけどね。
ローマなど渡欧した際のスケッチや資料などが非常に面白かったです。どこだか忘れちゃったんだけど、イタリアの家並みを描いているものがあって、もう少し描き詰めていったらなんだかクレーの絵のようになるんじゃないかな?っていうくらいリズミカルなものだったのですが、それが一番好きでした。
あとは黒牡丹の軸絵。これもとっても良かったのでグッズ探したんだけど、一筆箋の一部とか進物用紙バッグとかしかなくて、結局手に入れられず。薔薇スケッチの一筆箋だけ買って帰りました。猫の手拭も気になったんだけど、物凄い御舟ファンみたいだなーと思ってやめちゃいました。
カフェが地上階に併設されていて、メニューや値段は見ていないのですが、全面ガラス張りだからオープンカフェ的ないい雰囲気。ロッカースペースはもう少し広かったらよかったなぁ。
新美術館開館記念特別展 速水御舟 ―日本画への挑戦―
2009年10月1日〜11月29日
10:00〜19:00(30分前入館)
休館日:月曜
URL:www.yamatane-museum.or.jp