アミアン
先月、帰国直前の駆け込み旅行で、パリの北、ピカルディ地方の首都であり、ソンム県の県庁所在地でもあるアミアンに日帰りで行ってきました。
旅の目的は、フランス最大の広さを誇るカテドラル（世界遺産）見学と、アミアン美術館の企画展「ピュヴィ・ド・シャヴァンヌ：印象派世紀の特異なる一翼」。『月世界旅行』や『海底2万里』などで知られるSF小説家ジュール・ヴェルヌが晩年アミアン市長を務めたため、ヴェルヌにちなんだ物もある町です。
La Cathédrale Notre-Dame d'Amiens
1981年にユネスコ世界遺産に登録された、フランス最大のカテドラル。1218年にロマネスク様式の聖堂が火災で焼失し、その再興として1220年に建造が始まる。各世紀の増築や修繕、そして1849年のヴィオレ・ル・デュックの大改装を経て現在の姿に。
Le Musée de Picardie
1855年から67年にかけて建てられた美術館で、フランス国内の美術館建築としては初期のもののひとつ。たぶん目玉はピュヴィ・ド・シャヴァンヌの壁画。開館：10:00-12:30、14:00-18:00 学割あり
閉館日：月曜日、1月1日、5月1日・8日、 7月14日、 11月1日・11日、12月25日
48, rue de la République 80000 Amiens
Tél: 03 22 97 14 00 / Fax: 03 22 97 14 26
E-mail : musees-amiens@amiens-metropole.com
ピカルディー美術館オフィシャルサイト
Le Cirque Jules Verne
エッフェルの弟子であるエミール・リキエによって約2年の歳月を経て建てられ、1889年6月23日にオープンしたサーカス小屋。ここから駅に向かって進んだどこかにヴェルヌの家もあるらしいです（見つけられなかったけど…）。
2005年ヴェルヌ祭サイト内のページ
アミアン市街地図（ピカルディー大学作成）
わたしの日帰りアミアン旅日記（工事中）
NHK 世界遺産の旅ページ
