ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

コルシカお菓子

パリのデパート地区Haussmannにあるコルシカ食材店*1で、コルシカチーズケーキFiadone(フィアウォーネ)*2を買って食べました。今年の6月に「なんかコルシカもので美味しいのがあるらしいぞ」という噂を聞いて買いに行ったんだけど、このフィアウォーネの主原料であるチーズが年末から初夏にかけてしか生産されないらしく、買いに行った時は時既に遅し。「もう時期が終わっちゃったのよーまた冬に来てね」と言われ、それ以来憧れの品だったのです。
主原料であるBrocciuブロッチュはAOC(原産地呼称制度)の格付けのあるフレッシュチーズ。ヤギもしくは羊、あるいは双方の混乳チーズで、とても濃厚な味だけど臭みは無い。で、お目当てのフィアウォーネ。直径8cmくらいのタルトレット状のチーズケーキです。レモンがわりと強目にかかっていてチーズのもったり感を消してくれます。個人的にはもう少しレモンが控えめでもいいかな?と思いますが。でも美味しかった〜v
わたしは自分のParis Pratique*3を“よしみしゅらん”と呼んでおり、「行きたいな」というお店はポストイットで貼っておいて、行って正解だったら地図に直接書き込んでいるのですが、これでまたひとつ、よしみしゅらんのマークが増えました。でもこの間、何処で夕飯食べる?ってなった時に「よしじゃぁあたしがよしみしゅらんを見てあげよう」と言ったら、「でもそれ、かーなりサロン・ド・テ率高いよね(=レストランあんまり載ってないよね)」と言われました。あ痛タタタタ。

*1:U Spuntinu / chez Ceccaldi : 21 rue des Mathurins 75009 土日休

*2:フィアドーヌってフランスでは呼んでいますが、コルシカ発音だとこうなるらしい。コルシカ語の発音については日本コルシカ協会内ページを参照させていただきました。

*3:パリを歩く時には欠かせない地図。通りの名前が全てインデックスになっているので、住所が分かれば必ず行ける!全ての道に名前がついている国ならではの地図帳です。空港でも駅でも本屋でも、何処でも買えます。