ミナカケル展
6月7日(日)、最終日に駆け込みで見てきました、
ミナペルホネンの展覧会「1∞ ミナカケル」。
ブランド20周年の記念だそうですが、まだ20周年だったの!?と思ってしまいました。
ということは、ブランドが出来てすぐくらいのころから知ってたのか。。。
ミナのテキスタイルや洋服が出来るまでを映像で流したり、
皆川さんの言葉が所々に展示されていたり、
そしてスパイラルという、特徴的かつ印象的な空間をどう使うのかなと思っていたら
こういう感じで ↓ 上からファブリックその他を吊るしながら
壁面をモノクーロムの過去のミナテキスタイルで覆うという展示方法でした。
「これ、持ってる〜」
「あそこの柄、いつのだろう?可愛い!」
なんて会場にいる色々な人の声を聞きながら、
見上げたり座ったり寝転んだり(寝転んだのはうちの息子。。。)
のんびりと見入る人たちでいっぱいでした。
会場が狭いので、ショップを抜けた後のアーカイブ的な展示は
流石に最終日の混雑ということもありゆっくり見られる状況ではなかったのですが
それでもミシンの音とほのぼのとした色彩溢れる生地に囲まれて
とてもいい気持ちで見終わることのできる展覧会でした。
刺繍をする人の手元の映像を見ていると
決して安くはないミナの服が、それでも安いような気になってしまいます。
もっと高くても文句言いません!という気分になるのです。
勝手な印象ですが、ミナのような服作りをしているデザイナーさん/メーカーさんは
儲けようと思っての金額設定ではなくて
普通に作って、ちょっと利益を出す(=次の制作に繋げる)ために少し乗せて
それでこの金額になっちゃったんです、という感じなのじゃないかなぁ。
でもそれで得られるお金が
糸の生産者だったり刺繍の作業をする人だったりの賃金になるわけだし
正しい金額なのではないかという気がしました。
そんなことを思っていたら、友人からビデオのシェア告知がきました。
フェアトレード、というものが早く世界中の常識になればいいと思います。
因みにフランスの政党が作る選挙Tシャツのほとんどが
made in Franceではない、という特集を、France 2 でやっていました。
リンク見つけたので貼っておきます。