ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

2012年の14 juillet

先日のたこ焼きフェットの日は折しも14 juillet(キャトーズ・ジュイエ)でした。日本語だと「パリ祭」と訳されるのを見かけますが、何でパリ祭なんだろう?で、ググってみた。
wikipediaの「パリ祭」
映画の邦題から来ているそうです。フランス=パリ、だった時代らしいエピソードですね。

右の作品キャプション
Claude Monet (1840-1926)
La Rue Montorgueil à Paris. Fête du 30 juin 1878
1878
Huile sur toile
H. 81 ; L. 50 cm
© RMN (Musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski

クロード・モネ 《1878年6月30日モントルグイユ通り》 1878年 油彩/カンヴァス オルセー美術館
オルセーの解説によると、「7月14日を描いたと見られることが多いが、実際には1878年6月30日の「平和と労働」を祝った作品である」とのこと。


本来はパリに限らずフランスの建国記念日というか革命記念日なので、軍隊のパレード(デフィレ)が行われます。花形はやっぱりトリコロールカラーの煙を出して飛ぶ軍用飛行機のショーでしょうか。晴天の空によく似合う!


たこ焼きフェットの日に一時間遅れで参加した我々夫婦は見てなかったんだけど、どうやら航空ショーでパラシュートのライダーが一人着地ミスをしたらしいことを中継で見ていた他の4人に聞いたので、先ほどYouTubeで検索してニュース映像を見てみました。

事故って聞いてよほど激しく着地に失敗したのかと思ってたけど、どうも着地した後に膝を強打した程度ようです。まさにその瞬間!ていう映像は見当たらなくて、手当てされながらライダーがオランドと喋ってる動画もまぁたくさん出ていたので、このブログではパリの空からの風景が眺められる動画を挙げておきます。飛んでる気分で気持ちいいですよ〜。





因みに1時間以上のフルバージョンでこのデフィレを見たい方は、Le défilé militaire du 14 Juillet 2012 [complet]という語でYouTube検索すると、F2を録画した映像が出てきます。