ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

ムカデ人間


原題:The Human Centipede (First Sequence)
邦題:ムカデ人間
監督:Tom SIX トム・シックス
2009年、オランダ=イギリス、90分


指導教授をお祝いする会が最近あって、その繋がりで久々に大学院の友達に会うことに。3次会の席で「ムカデ人間見に行きたーい」というわたしの提案に5人の男子がつきあってくれることになり(女子には全員断られた T∋T)、仕事を終えてそれぞれ渋谷に集合。公務員(には全然見えない)なSが「包帯で繋がって行くと割引だってよ」と素晴らしい情報を手に入れて来てくれたので、皆で手足を繋げて行ってきました☆



以下 ネタバレあり 注意!



◯. 。◯ Story  ◯。.○
ヨーロッパを旅行していた2人のアメリカ人女性。クラブに行こうとレンタカーを借りるが、森で道に迷いその上タイヤがパンクしてしまう。途中通り過ぎる車の運転手はデブな変態だし、車を降りて助けを求めに行くべきだ、いや朝になるまで待つべきだと口論になってしまう。
結局外に出て民家を探したところ、一軒の家を発見。これでレンタカー屋に連絡がつき助かったと思った二人だが、出された水を飲んだ一人が急に動けなくなってしまい。。。

シャム双生児の分離手術で名を馳せたヨーゼフ・ハイター博士の奇妙でマニアックな実験につきあわされることになってしまったリンジーとジェニー、そしてカツローは、ムカデ人間として「つなげ」られ、博士のペットムカデになってしまう。

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久々に映画館でこの手の映画をみました。やっぱり大画面でみると迫力が違います。楽しかったー。
いくらでもエロに転べる要素はあるのにエロはいっさい無し。清々しいまでの単純さで、博士は3人を繋げます。

途中やむを得ずスカトロ的表現が出てきて、やっぱりそれは苦手だなーと思った*1のですが、それ以外は全て面白かったです。救いはゼロ。誰も助からないです。
カツローが首をカットする前に独白するのですが、その場面は違和感がありました。日本人てこういう場面でこんな台詞言わない気がするんだよね。言うにしてももっと短く言うだろうし、カミサマっていうのは、なんかちょっと違うかな。。。と。


ハイター博士役のディーター・ラーザー(Dieter Laser)は、ウド・キアー並みの顔の恐さ。居るだけでもう怖い。
続編があるそうなので、楽しみです。

オフィシャルサイト→ ムカデ人間

*1:見終わってからその感想を言ったら、一緒に行ったメンバーみんなに「いや、スカトロも大丈夫とか言われたら引くから!」と突っ込まれた。