ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

BOUCHERIES

久しぶりに絵本購入☆
『肉屋』という直球なタイトルの、グロな絵本です。
著者はNathalie Lété(ナタリー・レテ)とFrédéric Rey(フレデリック・レイ)。

『BOUCHERIES(肉屋)』 全31ページ
出版社:Editions du Rouergue(99年11月)
Collection Touzazimuteシリーズ No.4
ISBN:2 84156 198 4
書籍紹介→amazon.fr内ページ


  


ちょっとヤン・シュワンクマイエルベルナール・ビュフェを思わせる絵柄です。イラストレーターのナタリー・レテは →La marelle (ラ・マレル)という出版&雑貨屋に属しているようで、彼女のイラストを用いたグッズはここで買えるようです。トップページ、歯に羽が生えて飛んでますけど。。。笑(因みに日本語ver.→La marelle Japonもある!)。

イラストと写真が混じった、とてもグラフィカルな絵本です。文字は殆ど無い(あっても偽の肉の部位の説明とか屠殺の簡単な説明とか)ので、フランス語読めなくても見て楽しい。中に「ボノ肉店で売られるのを誇りに思っております」と牛達が言ってるページがあって、昔どこだか地方に行ったときに、看板の牛がナイフとフォーク持って「美味しく食べてね人間くん」て書いてあったのを見たことを思い出しました。




Touzazimuteシリーズ20冊目のBon Baiser de Paris(⇒右画像)が表紙からしてパリ好きにはたまらない。中身は多分パリの街角紹介だと思うし、コレ欲しいなー。