ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

芝居のタイトル

今月のフリーペーパー「FRANC-PARLER」に、ピエール・ノットの芝居《Moi aussi je suis Catherine Deneuve》が紹介されていたので懐かしくなる。この芝居、2005年にパリで上映していたもので、芝居そのものは見に行ってないんだけど、このタイトルのあまりのインパクトにしばしば友達の間で話題になったのだ。

だって、“あたしだってカトリーヌ・ドヌーヴ”だよ。何このタイトル、すごい!それが芝居のタイトルになっちゃうのよ。フラン=パルレ誌では邦訳が「私もカトリーヌ・ドヌーヴだ」になっていたけど、この邦訳詰まんないよー絶対「あたしだってカトリーヌ・ドヌーヴ」の方がいいと思う。だってこのバービー人形を使ったポスターからいっても“なんてったってアイドル”系の訳語の方がはまるに決まってるもの。ほんとは「〜ドヌーヴ」のあとに「!」を入れたいくらい。4月2日から8日までシアターXでの上演(演出 平山勝)らしいのですが、今からタイトル変えないかなぁ?あたし考案のタイトルの方が、お客さん集まりそうじゃない?


ちなみに2005年にこの芝居の話をしていた時に、カトリーヌ・ドヌーヴじゃなくて日本人の女優を入れるとしたら誰だ?と考えて遊んでいました。あたしの意見は「あたしだって松坂慶子」。他には「あたしだって大地喜和子」「あたしだって加賀まりこ」「あたしだって梶芽衣子」など。とにかくゴージャスさとふてぶてしさがあることが条件(にいつの間にかなってた)。あと若干路線は違うけど「あたしだって松田聖子」「あたしだって浜崎あゆみ」説がありました。