ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

ゲンズブールトリビュート

メロディ・ネルソンの物語
フレンチポップのボスSerge Gainsbourgの、死後15年記念を記念したコンピレーションアルバムが続けてリリースされ(ゲンズブールは1991年3月2日死去)、久々にゲンズブール・ブームが巻き起こっている模様。

本日27日にUniversal BarclayレコードからMonsieur Gainsbourg revisited、来月6日にMercury UniversalからMister Melody。前者のMonsieur Gainsbourg revisitedは、ゲンズブールの英語歌詞の歌のみを集めたアルバムで、フランツ・フェルディナンドジェーン・バーキンと「Sorry, Angel」をデュエット)やWhite Stripesのジャック(←「Je t'aime, moi non plus」を英訳して歌ってるらしい)、Pulpジャーヴィス・コッカー(懐かしい!)、Placeboのブライアン・モルコ、 R.E.M.マイケル・スタイプらが参加しています。後者のMister Melodyは女性アーティストが多く参加した作品。4枚入りのBOXアルバムで、l'homme à tête de chouから98曲が収録されているそうです。Melodyと言えば71年に出たコンセプトアルバムL'Histoire de Melody Nelsonなので、画像はこちら。
併せて書籍も昨年より多く出版されています。Textuel社からは3月26日にゲンスブールの各種原稿を再構成したLes manuscrits de Serge Gainsbourgが出版される予定。週間音楽誌Les Inrockuptiblesでは6曲入りミニCDをつけた臨時増刊号も出たそうです。