ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

バルトーク万歳

さて、テアトル・デ・シャンゼリゼで聴く最後のコンサート。2曲だけの短いプログラムだけど、指揮者がチョン・ミュンフンなので楽しみに行く。しかし開演前に配布されたプログラムを見ると、あれ?指揮者が変わってる!きゃーなんで!?目当てはチョン様だったのにー。とはいえ、お尻をふりふり指揮する可愛い小デブな指揮者で、なかなか楽しめました。苗字が東欧っぽかったのでバルトークとは相性がいいのかも?いつもよりも1ランク上のカテゴリーの席を取ったのだけど、やっぱり見難い。エルガー終演後、バルトークまでの休憩時間中に正面席に移動したので、バルトークは良く見えて聴こえて、今までで最高の鑑賞状態でした。

Concert @Theatre des Champs-Elysees
Orchestre Philharmonique de Radio France
Violon solo : Svetlin Roussev
Direction : Neem Jarvi

Edward Elgar COncerto pour violoncelle et orchestre en mi mineur op.85
Violoncelle : Jian Wang

Bela Bartok Concerto pour orchestre

エルガーはあまり楽しい曲ではなかった。もっとどしーんとした曲かと思っていたんだけど…とは言え退屈するってほどでもないのですが。一方バルトークは凄く良かった。時折録音媒体で聴いていた曲だったからなのかはわからないけど、素直に感動。太鼓の音が小さいところ、ほんとにひっそりと叩いてるんだ〜と、視覚的な面白さもあって、本当に行って良かった。ダブルハープも迫力があったし、パリで最後のコンサートがいい曲と演奏で終わって良かったなぁ。