ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

第一日曜日

毎月恒例、無料開放の第一日曜日です。今回は、先月無料にならなかったConciergerie コンシエルジュリ*1とSaine Chapelle サント・シャペル*2にSと行ってきました。
コンシエルジュリは、えーと、「無料の時に入って良かった」っていう感じ。蝋人形で展示してくれなくていいんだけどな…。マリー後ろ向いてて怖いし。ロベスピエールの手紙は字が綺麗で読みやすかったです。
サント・シャペルは、あたしは3回目の訪問なんだけど、やっぱり綺麗。幅が狭いので上の方のステンドグラスを読むのは非常に首が痛いんだけど、最近聖書を読む機会が多いのでじっくり楽しめました。
夜はシャン=ゼリゼ劇場にて Orchestre Lamoureux ラムルーオーケストラによるコンサート。指揮者がティム・ロスみたいな人だった。「展覧会の絵」が聴きたくて行ったんだけど、出来は、うーん、55点。

指揮者:Faycl Karoui
ソロヴァイオリン:Graf Mourja
演奏曲目:チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35」
ムソルグスキー/ラヴェル展覧会の絵

*1:14世紀後半までPalais de la Cite シテ宮と共にあったが、シャルル5世の王宮移転以後、監獄として使用されるようになった。マリー・アントワネットの独房が再現されている事で有名。パリでは比較的少ない中世の建築様式を見ることができるモニュメント。

*2:サン=ルイ王が個人的に立てさせた礼拝堂で、その建築期間はわずか6年間(1242-48)。ステンドグラスで壁全面を覆って尚大丈夫という、建築的安定感を誇る盛期ゴシック様式