ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

男性的 / 女性的

「ここのピアッシングはなんとなく男性的、ここは女性的」という暗黙の決まりがあたしの中にあって、それに従ってつけている人を見てしまいます。好きな場所につけててくれてもちろん構わないんだけど(ていうかあたしがいってもどうしようもないし)、でもあたしの中では「んー?ここはどうなの」って思ってしまうこともあるのです。つけるジュエリーにも因るのだろうけどね。あたしの中の決まりごとなので、軽く無視してください。

さて例えばアイブロウ。ここはなんか男性的です。眉間のピアッシングも男性的です。
耳は男女ともいけますね。でもアイレットとかはめてる向こうが見えちゃうような大きな穴は男性的な感じがします。女の子が大きい穴あけてるのも可愛くて真似したくなるけど!
逆に、ノストリルとか斜めにつけたラブレットは女性的。マドンナはフェミナンさ100%のような気がします。同じラブレットでも正中につけたら男性的な印象。
ううーん、書いてて気がついたけど、なんだかあたしの中の男女性の差は、シンメトリックかアシンメトリックかということが大きいらしいです。シンメトリックは強さと安定を、アシンメトリックは植物的な柔らかさを。うわーまさにルネッサンスバロックだ!新古典主義ロマン主義だ!とはいいつつもアシンメトリーでも激しさがあれば男性的になりうるし、シンメトリーでもシンプルでやさしさがあれば女性的になりうるんだよね。そこにいたるまでは大変だけど。

あとこれは性差ではなく顔の造作の問題なのですが、鼻のピアス(ノストリルでもセプタムでも)は、鼻が高い、あるいは大きい人がつけるのが見栄がいいと思います。この間黒人の女の子でノストリルが似合ってない子がいて、何でだろうと考えたところ、鼻が小さめで高くないからだと思いました。その意味で、一般的なアジア人の顔にも実はノストリルは向いてないんじゃないかなぁと思います。でも大きすぎる鼻の人(こちらは白人男性)も似合ってなかった。ノストリル奥深いです。