ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

パリの葡萄

今週末、10月7日、8日、9日は、パリの北、モンマルトルにある小さなブドウ畑で取れたワインの収穫祭(Fete des Vendanges de Montmartre)が行われます。ボージョレ・ヌーヴォーに先駆けての収穫祭なのですが、なんといってもブドウ畑そのものの面積が狭いので、当然収穫量はわずか。7日の朝からワインスタンドが出るので、確実に飲みたい方はお早目に!
詳しい内容はこちら→オフィシャルサイト:Fete des Vendanges de Montmartre

この収穫祭は、1934年以来行われている伝統あるお祭り。
7日(金)は朝9時からワインの飲めるスタンドが出ます。
8日(土)は10時から開始。パレード(フランス語でデフィレ)は、15時ごろPlace Jules Joffrinを出発、18時ごろサクレクール寺院のふもとに到着予定とのこと。デフィレのルートはこちらを参照してください。続いて18時から音楽祭のようなものがあり、21時半からはサクレクール寺院のふもとで花火大会もあるそうです。
9日(日)も続きます。23時まで同じようなお祭り騒ぎです。

モンマルトルの葡萄園
16世紀ごろまでパリの北部に広がっていたブドウ畑の名残。入園は出来ないが、10月の収穫祭の時期にはここで取れたワインを飲む事が出来る(18区の区役所でも購入可能だが売り切れ必至)。葡萄の種類はPinot Noirピノ・ノワール;主にブルゴーニュで用いられる葡萄の品種で赤ワインを作る。寒冷な土地で栽培され、この葡萄の代表的かつ高級なワインとしてロマネ・コンティがある。)(と、飲めないのに調べてみた。)
なお、パリの葡萄園はここが唯一というわけではなく、パリ15区のジョルジュ・ブラッサンス公園の中にもあるらしいです(本人未確認のため伝聞形)。