ふらんす*にちようざっかblog

美術とフランスにまつわる雑話。でも最近は子育てネタばかり。

タルト・タタンに兆戦

キッシュ皿を購入したので、タルト・タタン(林檎のタルト)を作ってみることにしました。超適当に作った割には美味しく出来たので、レシピなど載せて女の子らしさをアピールしてみます。そもそもお菓子作りは好きじゃないんですよね。料理は適当に作っても出来るけど、お菓子はちゃんと材料の分量を量らないと上手く膨らまなかったり固まらなかったりするじゃないですか。そんな面倒くさがりのお菓子苦手なわたしでも出来た、簡単タルト・タタンのレシピです。

  • 材料(28センチパイ皿用)
    • 林檎(少し酸味のあるタイプがお勧め)2個
    • 市販パイシート1枚
    • 砂糖60gくらい(グラニュー糖を使うのが普通らしいですが、うちは粗製糖しか無いのでそれで作成)
    • 水150ccくらい
    • バター40gくらい

1)市販パイシートを室温に戻しておく。
2)林檎を8〜16切りにする(お好みで。わたしは薄いほうが好きなので16切りにしました)。
3)鍋に水と砂糖を入れカラメルソースを作る。煮立ったら味を見ながら好きなカラメルの味に。
4)いい感じにカラメルができたらバターを溶かし入れる。
5)4の鍋に切った林檎を入れカラメルを絡める。
6)キッシュ皿に薄くバターを塗る(特に側面)。
7)キッシュ皿に林檎を綺麗に並べて詰め、鍋に残ったカラメルソースをかける。
8)パイシートを上から被せ、皿の縁にシートをぴっちり貼り付けてから、表面をフォークで刺して穴をぷつぷつ開ける。
9)30分くらい置いてから、200度のオーブンで20-30分焼く。焦げそうだったら時間を調節する。
10)粗熱を取ってから、一回り大きいお皿の上に、キッシュ皿ごとひっくり返し、林檎が上に来るようにする。
11)キッシュ皿を外して、召し上がれー!

タルト・オ・ポム(Tarte aux pommes)とタルト・タタン(Tarte Tatin)は、両方林檎のタルトなのに何で名前が違うのか不思議です。今のところ勝手な自己判断では、①タルト・オ・ポムは基本的に冷たく、タルト・タタンは暖かい(なので冬の食べ物)、②焼く前の状態が、タルト・オ・ポムは林檎がパイ生地の上、タルト・タタンは林檎が下。
そして最も不思議なのは、Tatinという単語が辞書に無いことです。タタンって何なのー??